いよいよ日本にも「オフプライスショップ」開店

  • News

今年、9月14日(土)埼玉県西大宮に日本にとっては、新たな業態「オフプライスショップ」がオープンした。

起業したのは、アパレルブランドを多数展開している神戸の「ワールド」と「ゴードンブラザーズ」が資本50%:50%で設立した新会社「アンドブリッジ」である。日本でこの業態は初めての試みである。アウトレットモールは各地で多数展開されているので皆さんもよくご存じと思います。オフプライスショップは、アウトレットモールとは、一線を画しているフォーマットで米国では、TJX( ティージェーマックス)という店名で展開されている。

同社は米国内で、アパレルとホームファッションを扱う「TJマックス(T.J.Maxx)」と「マーシャルズ(Marshalls)」、アウトドア用品を中心に販売する「シエラ・トレーディング・ポスト(Sierra Trading Post)」、ホームグッズを扱う「ホームグッズ(Homegoods)」という4つの店舗ブランドを展開している。

今回、TJXカンパニーが全米で展開する新たな店舗ブランドは、カナダおよびイギリス、アイルランドですでに展開しているホームセンス(Homesense)というホームグッズを取り扱う店舗です。

ホームセンスは大きく分ければホームグッズと同じ業態ですが、取り扱う商品や顧客のターゲット層が異なっています。具体的には、ホームグッズが寝具やバスルーム用品と一般家具をメインとしているのに対して、ホームセンスは、より高級な大型家具や照明器具、アート作品などの取扱いを充実させています。

ホームグッズは全米45州で約570店舗を展開しており、過去3年間の既存店売上が7%、8%、6%増と業績も好調ですが、新店舗ブランドは、あえて同じ業態での出店となりました。同業態の中で複数ブランドを展開することは、同社の特徴的な経営戦略と言えます。これまでにも、オフプライスアパレルとホームファッションをTJマックスのみで取り扱っていた同社が、同業でありながら若干ターゲット層の異なるマーシャルズと1995年に組み、シナジー効果で業績を伸ばしてきました。今は、トランスフォーメーションが、起こり「アマゾン」「アリババ」「ゾゾ」「メルカリ」など流通の中でますます存在感を 作っています。

そのような中 TJX( ティージェーマックス) は、実店舗における「宝探し(Treasure Hunt)」感覚のショッピング体験と圧倒的な価格戦略によってリピーターを獲得しています。TJXカンパニーをはじめとするオフプライス企業の取り組みには、オンライン・ビジネスにはない実店舗の魅力を十分に発揮するヒントがあるようです。

アウトレットモールから一線を画したオフプライスショップ、生産される衣料品の50%約半分が、処分され、廃棄される現況にやっと新しくスタートした 店舗の行く末を見守っていきたい。

SNSで共有↓