谷やんの最新流通講座2月

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 新しい年も明け「谷やんの最新流通講座」読者の貴兄においては、商品戦略、品揃え、新商品の開発等、日々、思案、余念がない事とお察し申し上げます。
 コロナ・パンデミックの一年を経過して色々な経験もして商品動向、keywordが少し読めるようになってきました。
 谷やん流に纏めてみると以下の3つに集約されました。

 2021年から始まった“コロナと共に進める商い”を如何に捉え、期待して頂いている顧客に満足してもらえる商品を作り出し供給することができるか?新たな商人の使命も感じます。
 何時の時代になっても商売の原点は「商品」に尽きます。顧客、消費者の求めている商品をいち早く感じ、見つけ出し世に出していけるか?このことに切磋琢磨し結果、競っていると考えます。
 商品にとって最も大切なのは、商品を生み出す「生きた人材」を育て、配置していくこととではないかと思います。

 二つの切り口で考えてみました。

 一番目に「カテゴリーの専門集団」を作るという事です。これは、どんなカテゴリー(品種)であっても言えることで企業が大きいとか、小さいとかという問題ではありません。

 その担当するカテゴリーについては、日本で一番になるという目標が必要だと感じます。

 なぜなら、一昨年までの何もなかった平時の時のMDでは、消費者の要求に答えていないと思うからです。

 そのことを進めるにはまず、商品にかける想い、「絶対的熱量(エネルギー)」が必要です。絶対的熱量をかけるという事は、消費者の要望(ニーズ)を捉えている事実が必要です。この問題(消費者のニーズを捉える)は正解かどうか?わからない事ばかりです。つまり、消費者のニーズは、大宇宙のようなものと考えています。全てを解き明かしたいと思いますが、消費者の好み、要望は千差万別、小さな手のひらに入るくらいの分量が分かるだけでも大切な事だと感じています。しかし、絶対条件であり商品を通してお客様が喜んで買ってくれるか?どうかという事です。

 皆さんもご経験があると思いますが、考えて考えて作った商品が、無残にも売れないという事はよくある事です。

 しかし、厳しい現実、事実を乗り越えて消費者の期待に応える商品を作り上げていく、若しくは探し出していくには、絶対的熱量を燃やし続ける必要があります。

 更に日本で一番と呼ばれるMDになるには、もう一つ必要なことがあります。カテゴリー日本で一番の人を探し出すことが必要です。目標に、お手本に先生にする人は誰か?自分で自習できる事と聴く事で学んでいきます。(皆さんには、お手本にする先生はいますか?)

 専門家(スペシャリスト)を目指す人の“ポジショニング”を考えてみました。

 企業で仕事をするには、組織が存在します。

 谷やん流に組織の中における商品専門家はあえて「商人」と呼びました。

 商人のバランスは二つのポジションで成り立つと考えました。

 一つは、先ほども述べたようにカテゴリー専門家です。あと一つの専門家が必要です。

 カテゴリー専門家を横断的に観る(観察)することと全体が進んでいく方向を見極めていく船頭の役目(ここではマネジメント)が必要です。

 船頭が居ないと船はどちらに進むかわかりません。

 猛スピードで進まねばならないこのご時世(DX時代)に予想もしなかった場所へ行く恐れも座礁する恐れも難破する危険も出てきます。

 カテゴリー専門家集団の力を引き出しながら彼らの持つ力、能力を存分に引き出していく…。その二つの重要な人材のバランスは、5対5になります。

 この5対5のバランスが、最も効率よく人の力を組織に伝えるものと考えるからです。

 一例をあげます。

 掛け算です。10の数字を分解して掛け合わせてください。

 1×9=9、2×8=16…5×5=25と最も高い数値を導き出しています。

 カテゴリー専門家(人数では多い)とマネジメントの重要性は、5対5が一番効率よく機能するバランスなのです。

◉コロナ後MDsingの商人バランスを図にしてみました。

 このような感じになります。

 この事を運用するためにどうしたらいいでしょうか?

コロナ・パンデミックの中で政府も緊急事態宣言・延長を発出されました。

特別な時にあると思います。

これまでと同じ仕事の進め方では、この難局は乗り越えられません。

組織とそれぞれの役割を整理してみました(あくまで谷やん流)

1.カテゴリー専門家集団の進む道は、

  • 業界NO1の商品知識②商品を見極める力③商品に関わる情報収集力

2.マネジメント(全体・先見力)の仕事は

①カテゴリーを横断的に観る②進む方向を示唆する③カテゴリー間に生まれる問題、新たなニーズを解明し正しい方向に選択し判断をする

◉コロナ後のMDsing実行組織を図にしてみました

※コロナ前の運営状態は、えてしてマネジメントは数値管理、数値の進行管理を重点を置かれていたと思います。

数値は、デジタル化が進み瞬時に計算することができます。また、現場の販売実績なども時間を要せず知ることができます。(そうなってなかったら別の所に問題があります)

しいて言えば、マネジメント職は何?現在の数値を取りまとめる役といった組織も多いでしょう。きっとその人たちは、現場経験も豊富で知見もあり色々なことに精通しているはずです。

全体の品揃計画と先見性、先進性に注力すべきと考えます。

嘗て経験したことの無かったコロナ・パンデミックも今年は2年目に入ります。昨年追い風の業界もあったでしょう。しかし、大変なピンチの年になります。一つ方向を間違ったら取り返しのつかないことになりかねません。

皆の力を結集してやり遂げましょう!

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